TIME IS MONEY
時は金なり。
最近朝日新聞のCMにも
登場した言葉です。
もともとはベンジャミンフランクリン
という人が言った言葉です。
みなさんはこの言葉をどう解釈しますか?
日本での一般的な解釈は
「時間というのはかけがえのないものだから何よりも大切にしなければいけない」
というような感じだと思います。
しかし、もともとの意味はもっと直接的なものだったそうです。
「時間を無駄に使えば、その分生産性が落ちて稼げなくなる。」
資本主義のど真ん中という感じで、野性味を醸しているあたりが、これはこれでステキだなと思います。
時間を大切にする。
子どもだけでなく大人でも
その意識の欠落は危機感を覚えるほど
だと思います。
私は先日社会見学で鎌倉に行きました。
そして15時に鶴岡八幡宮という流れでした。
事前の準備時間が短い中で子どもたちなりにプランを立て、細かな時間配分まで決めていました。
しかし、1週間前になって、集合場所が鎌倉宮に変更になりました。
当日、特に渋滞もなく時間どおりに到着し、社会見学が始まりました。
班ごとに大仏など鎌倉の名所を見学したり、小町通りで買い物したりしていました。
私は子どもが多そうなところに何箇所か行き、昼食を済ませ、集合40分前くらいに鎌倉宮に到着しました。
まだまだ時間があったので鎌倉宮を参拝し、皿割りなどをしていました。
ふと時計を見ると14:40。
まだ誰の姿も見えません。
この辺りから少しずつ不安になってきました。
14:50。
まだ誰も見えません。
14:55。
1班目が到着しました。
その後、そろそろとそのクラスの生徒が到着し、丁度15:00にクラス全員が揃いました。
それから5分待っても、10分待っても他のクラスは来ません。
最終的に30分遅れで全員集まり、出発したのは15:40でした。
遅れた理由はさまざまありました。
①14:45鶴岡八幡宮集合に、したクラスがあった。
②集合時間を過ぎてからトイレに行く生徒がいた。
③班別で行動せず、集合時間に集まらなかった。
結果、クラス全員が遅刻しているので、
「自分は悪くない」という気持ちなのか
特に急ぐわけでもない。
そもそも15時鎌倉宮という予定なら15時に出発するというのが私の感覚でした。
それなのに徒歩15分の場所に15分前に集合にするということが信じられませんでした。
TIME IS MONEY
決められた時刻が集合なのか、
出発なのか、
間に合うように来た生徒はどう思っているのか、
考えるべきことはたくさんありました。
まずは大人が、そういった時間感覚をしっかりと持たなければならないなと改めて感じました。
TIME IS MONEY
時は金なり
遅刻は他人の時間を盗っていることと同じ。
TIME = MONEY なら
遅刻は泥棒です。
極端かもしれませんが、それくらいの意識と自覚は教えていきたいなと思います。