言葉は相手への贈り物
言霊…
言葉には魂があります。
最近読んだ、あるコラムに
「言葉は相手への贈り物」
ということが書かれていました。
http://mbp-okayama.com/sp/soleil/column/9328/私たちは言葉とともに生きています。
自分の思っていることを伝える
相手の想いを感じる
心と心を通わせる
お互い話したり、
手紙を書いたり、
また本やweb上で出会ったりして、
想いを受け取り、
交換しています。
それは相手の心をズタズタに引き裂いて
立ち直れないほどに傷付けることもあれば、
真っ暗闇の絶望の淵から救うこともできます。
私は高校時代に野球部に所属していました。
入学した当時、県内でも上位校として、甲子園に出場したことはないものの、常にベスト8や4には入っている学校でした。
しかし、
「いい学校だった?」
と聞かれると自信を持って
「はい」
と答えることはできません。
まだ当時高校1年生だった私は、ただただ言われた通りに動くだけでそんなことを考える余裕すらもありませんでした。
高校2年生になったとき、運命を変える出逢いがありました。
それは新しい顧問の先生との出逢いでした。
その先生の言葉はとても説得力があり、
私たち部員の心の奥底に響きました。
それはその先生の経験やオーラもあったと思いますが、
何よりもその覚悟や想いによるものだと思います。
その先生からの言葉を受け取り、
私たちはより強い絆で結ばれ、
10年以上経った今でも、その関係は続いています。
私はそのときの学校、部活動は自信を持っていい学校だったと言えます。
漠然としていますが、何とも言えぬ確信。
それこそが言葉の力なのだと思います。
その先生から贈られたたくさんの言葉、私自身どこまで今還元できているかわかりません。
ただ、物事を伝えるとき、
相手のことを想い、
優しさと厳しさのある言葉をいつも心掛けています。
言葉は相手への贈り物。
形はなくても相手はしっかりと受け取ります。
こちらは良く思い、贈った言葉でも、相手は傷つくこともあるかもしれない。
だから言葉は「贈り物」「プレゼント」
として、相手の受け取り方を考える必要があるんだと思います。
自分本位ではなく、
相手の立場に立った言葉。
言葉に魂と想いを詰めて、
これからも伝えていきたいです。